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みんなもドラゴンランスを読まないか? [漫画・本・雑誌]

私が中学生だったころに出会った、「ドラゴンランス」シリーズの小説。
日本では「ハリー・ポッター」とか「指輪物語」に比べると、ちょっと知名度が低い感がありますが・・・世界ではベストセラーだったりするんです。
なので、それを紹介しちゃったり、勧めちゃったりします。

「ドラゴンランス」シリーズは、Advanced Dungeons&Dragons(AD&D)というテーブルトークロールプレイングゲーム(TRPG)をベースとした小説です。
小説家(マーガレット・ワイス)とゲームデザイナー(トレイシー・ヒックマン)のタッグでドラゴンランスシリーズは描かれています。ですので、物語の舞台となる世界の地図、歴史、人種、モンスター、武具や道具、魔法などが細かく設定されています。
「指輪物語」が映画化されたのであれば、この「ドラゴンランス」シリーズも映画化されてもイイんじゃないかなぁ~って思ったりしちゃったりして。

この小説に登場する主役たちは、他のファンタジー小説にはあまり見ない主役たちです。
たとえば・・・
一行(パーティー)のリーダーであるハーフ・エルフのタニス。
戦争時にエルフの母親が人間に乱暴された結果産まれた彼は、常に自分の中にあるエルフと人間の血に悩まされています。エルフの世界では「ハーフ・エルフ」として蔑まされ、人間の世界では「人間ではない」ことで苦しみます。

双子の兄で剣士のキャラモン・マジェーレは、体格は他人の3倍あり筋力も3倍だけど食欲も3倍。戦いのことばかりしか頭にないから、頭の回転が鈍く、鈍牛扱いされたりもします。
常に双子の弟のことを気に掛け、かいがいしく介抱したりしていますが、実はそれは弟のためではなく自分のため(人に必要とされていることを実感するため)だったりします。

双子の弟で魔法使いのレイストリン・マジェーレは、人よりも貧弱で病弱です。それをネタに子ども時代にいじめられたりしていました。しかし、彼は常に魔法の力を求め、自分のものとし、いままで自分を蔑んできた人たちを支配する側になる野望を持っています。
若くして魔法使いの試験「大審問」をクリアし強大な魔力を得るけど、その代償として神々にも癒せない病になってしまいます。

ドワーフ族のフリント・ファイアフォージは老齢で、身体が思うように動かなくなってきたことに不満を口にするし、頑固で偏屈です。過去にボートで転覆し池に落ちた経験から、船に乗ることに恐怖を感じます。また、馬が嫌いで馬が近くにいるとくしゃみが出ます。
しかし、彼がいることで他の戦士たちは安心して戦うことができるのです。

騎士のスターム・ブライトブレイドは、常に騎士として正義と名誉を重んじていますが、彼が誇りとしている騎士団は既に形骸化していて民衆からは煙たがられています。常に騎士道を実践しようするがために、他のメンバーたちとの衝突もあります。

ケンダー族のタッスルホッフ・バーフットは、彼の種族自体が全種族から嫌われています。勝手に人の物を失敬したり、TPOをわきまえずにベラベラとしゃべるし、うるさいし、目障りと思われています。彼は、音もなく移動したり、扉の鍵を開けたりすることができます。
ちいさな彼が案外ドラゴンランスシリーズ全般でキーマンだったり・・・。


この一行は5年前にソレースの「憩いのわが家亭」で、それぞれの目的のため別々に行動し旅をしました。5年後にまた「憩いのわが家亭」で再開することを誓って。
しかし5年後、彼らの故郷であるソレースは変わっていました。それまで見かけなかったゴブリンやホブゴブリンなど醜い輩が堂々と歩いていました。さらに、みんなの「5年後に再開する」という誓いは、女傭兵キティアラ(タニスの恋人で、キャラモンやレイストリンの異父姉)が帰ってこないことで破られてしまいます。

再び「憩いのわが家亭」に集まった彼らのところに、平原人(人間からは「蛮族」と呼ばれ未開人扱いされています)の族長の娘(ゴールドムーン)と戦士(リヴァーウィンド)が関わり、ゴールドムーンたちが最近入手した青水晶の杖が原因で、彼らは平原人と共に警備兵に追われることになります。
彼らは無事、ソレース警備兵から逃れ、青水晶の杖の秘密を解き明かし、ソレースだけでなくアンサロン大陸全体にはびこる悪の原因を突きとめ、勝利を収めることができるのか!?

というのがドラゴンランス戦記1巻「廃都の黒竜」です。
その後、彼らは難題をクリアしていき、成長し、最終的には英雄になります。

 


ドラゴンランス戦記は翻訳版が全6巻(洋書3巻)です。
その後、ドラゴンランス伝説(翻訳版全6巻:洋書3巻)へと物語は続きます。外伝?としてドラゴンランスに登場した脇役たちが主役になったりするドラゴンランス英雄伝(翻訳版全6巻:洋書3巻)があります。また、ドラゴンランスシリーズの始まりとしてドラゴンランス序曲(翻訳版5巻:洋書3巻)があります。

これらの小説本は文庫本として富士見書房から発売されましたが、富士見書房がなくなり絶版となります。
私が現在所有しているのは、富士見書房の「ドラゴンランス戦記」、「ドラゴンランス伝説」、「ドラゴンランス英雄伝」、「ドラゴンランス序曲」です。
絶版だから、Amazonで中古品を買おうとしてもプレミアがついていたりして高くて買えないこともあります。

が、最近?(2002年くらい?)アスキーブレインが戦記、伝説を出版(ハードカバー)し、富士見書房がなくなったために翻訳されなかったドラゴンランスシリーズの続きを翻訳・出版します。
以降の作品ではドラゴンランス戦記、伝説で英雄となった主役の子どもたちがメインとなり活躍します。
「ドラゴンランス セカンド・ジェネレーション(上下巻)」、「ドラゴンランス 夏の炎の竜(上中下巻)」、「ドラゴンランス 魂の戦争(1~3巻)」でドラゴンランスシリーズは終了となりました。

が・・・
まだ翻訳されていないドラゴンランス本の多いこと。
試しにAmazon洋書で「dragonlance」をキーに検索すると・・・ヒット数は約600件。中には出版元が変わって同じ内容の本が再出版されていたりするので重複しています。また、ドラゴンランスの世界観をベースにしたAD&D関連本などもカウントされていまりします。
が、かなりの数がまだ翻訳されていません。

最近になって、ドラゴンランス戦記2巻と3巻の間で語られなかった部分が「ドラゴンランス秘史 ドワーフ地底王国の竜」として発行されました。(最近読み終わりました)
今後、「ドラゴンランス秘史」は3巻まで発売される予定だそうです。

 


▼ドラゴンランス戦記(Dragon Lance CHRONICLES)
原書:DRAGONS of AUTUMN TWILIGHT
翻訳版:1巻「廃都の黒竜」、2巻「城塞の赤竜」

原書:DRAGONS of WINTER NIGHT
翻訳版:3巻「氷壁の白龍」、4巻「尖塔の青龍」

原書:DRAGONS of SPRING DAWNING
翻訳版:5巻「聖域の銀竜」、6巻「天空の金竜」


▼ドラゴンランス伝説(Dragon Lance LEGENDS)
原書:TIME OF THE TWINS
翻訳版:1巻「パラダインの聖女」、2巻「イスタルの神官王」

原書:WAR OF THE TWINS
翻訳版:3巻「黒ローブの老魔術師」、4巻「レオルクスの英雄」

原書:TEST OF THE TWINS
翻訳版:5巻「黒薔薇の騎士、6巻「奈落の双子」


▼ドラゴンランス英雄伝(Dragon Lance Tales)
原書:THE MACIG OF KRYNN
翻訳版:1巻「クリンの魔法」、4巻「受け継ぎしもの」

原書:Kender, Gully Dwarves, and Gnomes
翻訳版:2巻「タッスルの魔法の笛」、5巻「賭けるか?」

原書:Love and War
翻訳版:3巻「レイストリンの娘」、6巻「亡命者たち」


▼ドラゴンランス序曲(Dragon Lance PRELUDES)
原書:Darkness & Light
翻訳版:「闇と光」上下巻

原書:Knedermore
翻訳版:「ケンダー郷の秘宝」上下巻

原書:Brothers Majere
翻訳版:「レイストリンと兄」

 

▼ドラゴンランス セカンド・ジェネレーション
原書:The Second Generation
翻訳版:ドラゴンランス セカンド・ジェネレーション(上下巻)

 

▼ドラゴンランス 夏の炎の竜
原書:Dragons of Summer Flame
翻訳版:ドラゴンランス 夏の炎の竜(上中下巻)

 

▼ドラゴンランス 魂の戦争
原書:Dragons of a Fallen Sun
翻訳版:「墜ちた太陽の竜」

原書:Dragons of a Lost Star
翻訳版:「喪われた星の竜」

原書:Dragons of a Vanished Moon
翻訳版:「消えた月の竜」

 

▼ドラゴンランス秘史
原書:Dragons of The Dwarven Depths
翻訳版:「ドワーフ地底王国の竜」

原書:Dragons of the Highlord Skies
翻訳版:「蒼きドラゴン女卿の竜(仮)」

原書:Dragons of the Hourglass Mage
翻訳版:「?」

 

・・・・・・
この他、翻訳されていないモノとして。

▼レイストリン戦記(The Raistlin Chronicles)
The Soulforge
Brothers in Arms

▼ドラゴンランス序曲
Tanis, The Shadow Years
Flint The King

▼ドラゴンランス戦記3巻 氷壁の白龍で語られていない部分(Icewall Trilogy)
Messenger
Golden Orb

▼Chaos War
Reavers of the Blood Sea
The Doom Brigade
The Last Thane
The Puppet King
The Siege of Mt.Nevermind



▼その他
Tasslehoffs Map Pouch Legends(たぶんタッスルホッフ関連)

Riverwind The Plainsman(たぶんリヴァーウィンド関連)
The Crown And The Sword: The Rise of Solamnia
The Measures and the Truth: Rise of Solamnia
などなど

他にも沢山あるんですけどね、洋書は。
どれが小説で、どれがゲーム関連本か識別が難しいので、あれこれ紹介するのは、ここまで!

 

まぁ、とにかく「ドラゴンランス」シリーズは、物語の舞台となる世界の世界観、歴史、地図、人種などがしっかりしているため、マーガレット・ワイスやトレイシー・ヒックマン以外の人が描いている本があったりします。
まるで「スタートレック」シリーズみたいですね。
スタートレックも、世界観や歴史、人種や人物像などがしっかりしているため、その設定を活かして原作者以外の人が描いている本もあります。たとえば・・・初代スタートレックのカーク船長役だったウィリアム・シャトナーは小説「新宇宙大作戦」シリーズで「鏡像世界からの侵略」、「カーク艦長の帰還」、「サレックへの挽歌」、「栄光のカーク艦長」という作品を描いています。
スタートレック THE NEXT GENERATIONS(TNG)のライカー副長役だった俳優は監督として映画「スタートレック反乱」や「スタートレック ネメシス」、「サンダーバード」を世に送り出しました。

スターウォーズも然り。小説では、ルーク・スカイウォーカーがジェダイマスターとなり、レイア姫とハン・ソロの子どもたちにフォースを教えたりしていますからねぇ。

 

早く「ドラゴンランス秘史」の続きとか、翻訳されていないレイストリン戦記とか出版されないかなぁ~。


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コメント 4

ぶ

ドラゴンランス好きです!
(ハードカバーで復刊してからのファンですけど;)
伝説のアトガキにはレイストリン戦記は出版するって書いてあったけど、ちゃんと出版されると思いますか?
by ぶ (2009-04-12 17:03) 

しゃくれアゴ

>>ぶさん
はじめまして、コメントありがとうございます。
私もドラゴンランス大好きです。(^-^
「レイストリン戦記」は・・・・・・どうでしょうねぇ。「ドラゴンランス秘史」3部作が翻訳された後でしょうから、何年いや何十年先になることやら。(^-^;
でも、心待ちにしています。原書買っても読めそうにありませんし。(^-^;
by しゃくれアゴ (2009-04-12 19:10) 

マジェリク

私もドラゴンランスの大ファンです!
つばさ文庫から入ったので、集めようと思った時にはとっくに絶版(涙)周囲の認知度0%の状態でした。
是非再販&レイストリン戦記を翻訳して欲しいです。
by マジェリク (2011-05-14 16:20) 

しゃくれアゴ

>>マジェリクさん
シラク!

つばさ文庫からのランスファンの方もいらっしゃるんですねー。よかった。たぶん今後、順調にいけば、つばさ文庫で戦記→伝説→セカンドジェネレーション・・・とアスキー同様順番に発刊されていくものと思われますが、どうなんでしょうね。

まさかアスキー版も絶版になっているとは思いませんでした。
そんなに日本では人気がないんですかねぇ・・・。(T-T;;
本当に再版およびレイストリン戦記翻訳を願います。
by しゃくれアゴ (2011-05-14 21:05) 

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